昨日の川崎との練習試合は0-3の完敗だったようですが、今日行われた控え組中心の二試合目はカボレの2ゴールなどで4-0で勝利したとか(川崎の方はかなりメンバーを落としてきていたようですね)。メンバー構成・監督だけでなく、戦い方が大きく変わった今季はまだまだ発展途上。現時点で強いチームと当たった時に、どれくらいできるのか、何が足りないのかを知っておくのは必要なんだと思います(ここで練習試合を組んだ辺り、今年クラシコで川崎に勝つというのも密かに目標のひとつなのかもしれませんね)。
チームとしてある程度低い位置からボールを運べるようにはなったと思いますが、それが行き詰った時にどう流れを変えて行くのか。またそれをどうゴールに結び付けて行くのか。一方で中盤を省略されて前線からの守備が機能しなくなった時に、どう守って行くのかといった部分も含めた守備の安定感も、勝ち点を積み重ねて行くためには欠かせません。そういったことは個の力だけで解決できる問題ではないですし、チームとして取り組んで行くことが必要になります。
個の力に頼った属人的なサッカーになってしまうと、チームとしていい時と悪い時の差が大きくなってしまいがちです。どういう方向性を目指すにしろ、チーム全体でベースとしての判断力を上げて、個々が「適切なプレーを選択する」ということができるようにならないと、目指すサッカーを実現することは難しいと思うんですね。仮に目指す戦術を具現できるレベルの高い選手を獲得したとしても、周りの選手が変わらなければ、チームとしてのレベルは思ったほど変わりません。
監督に依存しない、アイデンティティとなる「ぶれないチームの方向性」をはっきりさせることはチームとして重要です。しかしそれも具体的にどうアプローチしていくのかという部分を抜きにしては語れません。今の東京に必要なのは特効薬ではなく、ひとつひとつ試行錯誤を繰り返しつつも、確実に積み上げて行くことなんだと気づいたからこそ、今年の取り組みがあるのでしょうし、そうだとしたらここ数年の苦戦も今後の教訓として活かしていけると思っています。
いろいろなところで目にする城福監督は、問題解決に対して積極的かつ具体的に情熱を持って取り組める監督だと感じました。今年は東京にとって現時点でどうこうというよりも、最終的にどこまでチームとして成長できるのかに力点を置かれるシーズンだと思うのですが、こういう時にはどうしても監督に掛かる期待は大きくなりがちです。強い気持ちで前向きに取り組んでいる城福監督は個人的に応援したいと思っていますし、サポーターがどこまでチームを支えて盛り上げていけるかも問われる年になるのではないでしょうか。
あと、今年は今まで以上にホームゲームの勝利にこだわって欲しいところ。ホームで勝つことはは集客にも直接関わってきますし、ホームゲームで淡白な試合をしていると、応援も盛り上がらないんですよね。今年も開幕戦はホームゲーム。神戸も大型補強をしてきて簡単な相手ではないと思いますが、チームでやってきたことに自信を持つためにも、そしてその後の勢いに繋げて行くためにも勝ちたい試合です。それにしても今年の開幕ゲストは誰なんでしょうか?去年は少し微妙だっただけに、気になりますね・・・(苦笑)